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ホスピス の記事一覧
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在宅ホスピスへの取組み~これからの当院の方向性~(H18年7月発行 Vol.19より) 
2006.07.25.Tue / 10:53 
訪問看護ステーション「とまと」所長 中町眞由美

訪問看護は、医師からの指示により、療養している方のお宅へ訪問し看護を提供させて頂く仕事です。
当ステーションは開設して8年目となりますが、沢山の出会いと別れがありました。
在宅療養というのは、本人の希望はもちろん、介護できる方や支える方がいなければ成り立たない場合があります。私たちは利用者様だけではなく、その方を取り巻くご家族の方との関わりも大切にしています。
本人のご自宅というだけあり、その家の方々の生活にもお邪魔させて頂くと言うことになります。ご自分のお気に入りの場所で、気に入ったものに囲まれ、時間も自由です。まさにその人らしい生活の中での療養です。
中では、予後不良で最期はご自宅で迎えたいという方もいます。それを受け入れられるご家族には敬服させられます。ご家族の方は戸惑いながらも大切な方を献身的に介護されます。少しでもその戸惑いや不安、緊張を和らげ支援するため私たちは訪問させて頂いています。
そういった状況の中で利用者様やご家族から素晴らしい生き様を教えて頂いています。亡くなる前の日まで歩いてトイレに通った方やご自分のことよりも残されるご家族の心配をされる方もいました。
今までに一つとして同じ看取りはありませんでしたが何れも忘れられないものです。
在宅で看取りを経験されただいたいのご家族は清々しさにも似たような、後悔の気持ちがない様子が感じ取れます。
看護師側としては、もっとこうしたほうが良かったのではないかと反省ばかり残ってしまうことが多いのですが、その反省を無駄にせず糧にしていく努力をしています。

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ホスピス病棟 師長 小野寺由香

当院ホスピス病棟が開棟して、3年目を迎えています。病気と共に在る患者さま、そしてその患者さまの大切なご家族のお気持ちに寄り添いながら「その方らしい生活…時間」を大切にしてきました。
ここでお過ごしになられた多くの方々から、「とても静かで暖かくて、落ち着く」との御言葉をいただきます。それは、私たちスタッフにとってとてもうれしい最高の賛辞です。
しかし、患者さまの本心は「家に帰りたい。家で過ごしたい」であることを私たちはわかっています。
私は、週3回の緩和ケア外来も担当させていただいています。同じ病気を抱えている患者さまですが、その表情は…入院されている患者さまと明らかに違います。
自宅での生活やそれぞれの症状の変換などお話ししてくださる中に、確かにご家族に囲まれ支えられている、その方の“生活感”が感じとれるのです。ですが最終的には、患者さまは入院という環境を選ばれます。
それは、「大切な家族に負担をかけたくない」という思いやりと「なにか症状に変化があったときにどうするのか」という不安…。この2つの思いから、多くの患者さまはご家族との生活を諦めてしまわれます。
ご家族の看護・介護負担、患者さまやご家族の不安…。この現実に向き合っていかなければ、広い意味でのホスピスケアは提供できません。
病棟という施設内ケアと、緩和ケア外来・在宅診療・訪問看護・訪問介護などを中心とした在宅ケアの2本立てがしっかりと構築されてこそ、患者さまの前向きな選択枝ができるのだと思っています。
当院では、外来の在宅部門、訪問看護ステーション「とまと」、居宅介護支援事業所と様々な在宅支援機能を有しています。これらの機能を充分に活用できるように各々が連携し、在宅ホスピスの充実を目指すことが、今、私達が目指すべきことなのではないでしょうか
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