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「糖尿病とうつ状態」(平成16年7月1日発行 Vol.11より) 
2007.04.05.Thu / 17:25 
内科医師 品田 雅博先生 

今年(平成16年)1月のこのコラムで、肥満は糖尿病を始めとする生活習慣病に密接に関連しているだけでなく、現代病として最近増加しているうつ状態と深い関わりがあるというお話をいたしました。
実際、肥満者ではうつ状態が多いといわれており、糖尿病者においては、一般人口に対する比率よりも2倍多いというデータがあります。
抗うつ剤を自分で購入できるアメリカ合衆国では、7000万の人が疲れていると認め、その内2000万人が抗うつ剤を服用しているようです。

それでは、糖尿病とうつ状態の関連性はどこにあるのでしょうか。
まず、現代人に多い肥満は夜遅い食習慣がきっかけで生じるホルモンのバランス異常に関係があります。
すなわち夜遅く帰宅して食事をする、あるいは夜遅くまで起きていて夜食を摂るという生活習慣によって徐々に体重が増加します。
こうして生じる肥満が高インスリン状態を引き起こします。
この高インスリン血症と呼ばれる状態は、今問題となっている糖尿病をはじめとする生活習慣病に共通するホルモンバランスの異常です。
一方で、このような夜型の生活習慣がうつ状態を引き起こす原因の一つといわれています。
東邦大学医学部の有田秀穂先生によりますと、昼夜逆転の生活習慣が脳内物質の一つセロトニンという神経伝達物質の減少をもたらし、セロトニン神経の活動を弱らせるとのことです。
セロトニン神経のある場所は、我々が自立して生きていくために必要な脳幹部といわれるところにあります。
特に呼吸、咀嚼、歩行などの生活リズムを指揮する大事な神経なのです。

以上のことをまとめます。
夜遅い食事を慢性的に続ける生活習慣で肥満になりなります。
これをきっかけに身体が高インスリン状態になり、いずれ高血圧、高脂血症、心血管疾患そして糖尿病を発病することになります。
一方、脳ではこの生活習慣によって神経のバランスに異常が生じて、うつ状態を引き起こす可能性があります。
大事な働きをする神経のバランスがくずれると、糖尿病の治療意欲が低下します。
朝の起床が遅れ、運動もおっくうになり、バランスのとれた食事の摂取も困難となります。
結果的に、この夜型の生活習慣が血糖コントロールをますます悪化させると考えられます。

糖尿病のコントロールは体重を減らす事がもちろん大切です。
さらに、生活習慣の改善に向けてこの悪循環を断ち切る方法のひとつは、うつ状態を早く改善することです。
毎日30分歩くこと、よく噛むこと、そして、坐禅の腹式呼吸が弱ったセロトニン神経を元気づけるのに効果的とのことです。
ぜひ、半年続けてみてください。
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