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いまどきの介護入門 第1回(平成19年10月1日発行 Vol.24より) 
2007.11.19.Mon / 16:44 
第1回 「高齢者とのより良いコミュニケーションのために」

2階看護師長 柴田 貴子

【高齢者をよく知る】
 老年期は喪失の時代と言われ、それまで人生で獲得し保持してきたもの、例えば、運動や知覚などさまざまな能力や財産、社会(人)との関わりを失っていく過程にあります。
高齢者とより良い関係を築くには、誰にでも確実にやってくる老いへの現象を理解する必要があります。

【心構え】
 わたしたちは自分の体験に基づいて他人の心を理解します。
ところが、高齢者のこころを理解するには、参考となる体験がありません。
想像力を豊かにしてそのこころを類推するしかありません。
例えば、こちらの誤った思い込みを押し付けてしまうことがありますので、高齢者の反応に注意し、こちらが見当違いをしていること気づいたら直ちに修正する謙虚な態度が必要です。

【接し方を工夫する】
 高齢者のペースにあわせることが大切です。
一方通行的な援助とならないよう、目線の合う位置で手を取り、ゆっくり、はっきり、やさしく話し、暖かな眼差しで相手の反応を〝待つ〟という姿勢を大切にします。
共に生きる環境づくりや一緒に生きがいを探してみることも重要です。「否定せず、ほめる、共感する」態度を忘れずに。

【補助的な手段を活用する】
 多くの高齢者に感覚器の障害がみられます。
身振り手振りなどの簡単なサインを使って理解しやすくしたり、図式、記号、文字カードによる表現、また、メガネや補聴器、もしもしフオンなどの補助具を使用することなども良いコミュニケーション取るための手助けになります。
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